『悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』
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ISBN:4772695788
●嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、
なぜ進化し社会を動かしているのか?
・・悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作●
人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・
具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。
・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?
・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?
・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?
・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ
・「共感」は人間が本来持っている性質か?
・悪意と罰の起源とは?
・悪意にはどのような効用・利点があるか?
・悪意をコントロールするには?
・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、
まったく新しい人間観が示される。
★竹内薫、吉川浩満、冬木糸一さん推薦!
・「悪意は複雑怪奇だが、自分と他人の悪意と向き合うために、ぜひ一読をお勧めしたい」
ーー竹内薫『日本経済新聞』
・「悪徳から美徳が生まれるのだ」ーー吉川浩満『週刊文春』
・「悪意が発露されるのはどんな時なのか・・科学の様々な観点から悪意を解き明かしてみせる」
ーー冬木糸一『HONZ』
★ニューヨークタイムズ激賞ーー「挑戦的で奥深く、しかも楽しめる!」
★「人間の社会行動における必読書」
ーーパトリック・フォーバー(タフツ大学、生物哲学・准教授)
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::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
『ニューサイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』など多数メディアに寄稿。
ウェブサイト『The Conversation』に発表した論評は100万回以上閲覧されている。
::訳者:: プレシ南日子
翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』、
ジャクソン・ギャラクシー&ミケル・デルガード『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』ほか多数。
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::目次::
はじめに・・人間は4つの顔をもつ
第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章・・支配に抗する悪意
第3章・・他者を支配するための悪意
第4章・・悪意と罰が進化したわけ
第5章・・理性に逆らっても自由でありたい
第6章・・悪意は政治を動かす
第7章・・神聖な価値と悪意
おわりに・・悪意をコントロールする